ひとり遊び

わたしがわたしを好きでいる為に

森へ還る


f:id:saigetsu7:20180924223402j:plain


わたしの故郷の森へ還る

その森で待っている人がいる

待っている動物たちも


野菜や果物やハーブを育てて

毎日の食卓に

お花も部屋に彩りを

そんな贅沢な風景がわたしを喜ばす

ずいぶんとしあわせな気持ちでいられる


わたしの森は育む力がある

静かにそこにあるだけなのに

毎日違った風景に驚く

同じように見えて変わっている

変わり続けているのに

懐かしい気持ちになる


もうこころを揺さぶられたくはない

希望や期待があるから

揺さぶられてしまう

そんなものはもう捨ててしまっていたのに

早く手放さなくてはいけないのに

わたしはこころも弱くなっている

あんなに強く自分に誓ったことも

すっかり忘れてしまっている



どうして突然恋に落ちてしまったのだろう



わたしの森に還りたい

わたしの居場所

わたしの楽園



ああ、わたしの森を

今日もわたしは想うだろう

カタオモイ

f:id:saigetsu7:20180311154012j:plain



わたしの恋は…たぶん片思い


わたしは彼のお気に入り

好いてくれてるけど

愛してはいないだろうね


いつでも優しくしてくれる


もしかして

錯覚するような優しさ


少しの間だけ夢見ることが

その優しさに浸ることが

わたしの慰めになっている


わたしは彼のすべてがいとおしい

ずっと彼を見ていたい


彼を好きだと確信してから

わたしはいつもふわふわ

愛されてもないのにふわふわ

なんでだろうね

独りよがりの恋と書いて

カタオモイって読むのかなぁ